私が泣く時

私は、バレーボール部に中学高校と入っていた。スポーツが好きだったわけではない。

Oさんという小学校の親友が、アタックナンバーワンを見て、「一緒にバレーボール部に入ろうよ!」と言われたからだ。私も密かに憧れていた。鮎原こずえみたいになれるかな?

     実際は、なれなかった。

運動神経悪い、特にボールを床に落としてはいけないなんてこんな疲れるスポーツほかにないんじゃない?くらい毎日くたくたに疲れていた。特に高校の時。


私は、バレーボールの試合で負けても、悔しいと思ったことはないし、泣いたこともない。

それだけ、頑張ってなかったのかな。


私が泣くときは、そんな理由じゃない。

そう言う理由で泣けるほうがかっこいいのだが。


私は、昨日泣いた。涙が溢れて仕方なかった。

ある展示物を見ている時、自分はなんの役にも立てないと言う気持ちと、見学した施設の閑散さに泣けてきた。